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腱鞘炎セルフチェック
いくつ当てはまりますか?
基本的な症状
Check□ 指や手首を動かすと痛みを感じる
□ 物を握ったり持ち上げたりするときに手首や指が痛む
□ 手首や指の関節に違和感や腫れを感じる
□ 朝起きたときに指がこわばって動かしづらい
□ 手首を動かすと「カチカチ」または「ゴリゴリ」という音がする
□ 指や手首に力を入れると痛みが強くなる
日常生活・生活習慣での症状
Check□ ペンや箸を持つときに違和感や痛みを感じる
□ スマートフォンやパソコン操作中に手首が疲れやすい
□ 子どもを抱っこするときに手首が痛む
□ 長時間の家事(掃除や料理) 後に手首が重だるくなる
□ ドアノブを回す動作がつらい
結果の判断
〈0~2個〉腱鞘炎の心配は少ない状態です。下記のA・Dの項目を優先して理解しましょう。
〈3~5個〉中程度のリスクがあります。下記のB・C・Dの部分を優先して理解しましょう
〈6個以上〉腱鞘炎の可能性が高く危険な状態です。下記のA・B・C・Dの部分を深く理解しましょう。
A腱鞘炎の初期サインとその重要性
腱鞘炎は、手や指を頻繁に使う現代社会において、特に注意が必要な疾患です。初期段階で適切な対応をしないと、症状が悪化し日常生活に支障をきたす可能性があります。
以下では、腱鞘炎の初期サインとその重要性について解説します。
腱鞘炎で見られる初期サイン
• 特に動かしたときや、長時間同じ動作を繰り返した後に感じる。
• 朝起きた直後や使用過多の後に顕著になることが多い。
• 手指や手首を動かす際にスムーズさを欠き、引っかかるような感覚がある。
• 指を伸ばそうとすると「カクン」と跳ねるような動作ばね指 が見られる場合も。
• 炎症部位が腫れたり、触ると熱を持っていることがある。
• 物をつかむ力が弱くなり、日常的な作業が難しくなる。
• 夢を頻繁に見て、浅い眠りが続く。
• 手首や指を動かす際に「スムーズではない」と感じる場合は要注意。
腱鞘炎を放置するとどうなるか?
腱鞘炎を放置すると、以下のような深刻な影響が生じる可能性があります
痛みが広範囲に広がり、手首だけでなく前腕や指全体にも影響する。
腱鞘と腱の摩擦により組織が硬化し、関節の動きが制限される。
保存療法では改善せず、腱鞘切開などの外科的治療が必要になるケースも。
包丁を握れない、ドアノブを回せないなど、基本的な動作にも支障が出る。
早期対応の重要性
腱鞘炎は軽視されがちですが、放置すると慢性化し治療が難しくなることがあります。日常生活への影響を最小限に抑えるためにも、初期段階で適切な対処を行うことが重要です
B腱鞘炎が改善しない理由
現代社会では、多くの方が腱鞘炎を経験するほど、この疾患は身近なものとなっています。しかし、症状がなかなか改善せず、慢性化してしまうケースも少なくありません。
なぜなのでしょうか?
それは多くの場合、治療法や生活習慣の見直しが不十分で、以下のような要因が改善を妨げているからです。
湿布や鎮痛剤、局所的なマッサージといった対処療法は、一時的に症状を和らげることができますが、腱鞘炎の根本原因である手首や指の酷使にはアプローチできません。そのため、症状が再発しやすくなります。
腱鞘炎の原因となる動作や負荷を見直さないまま日常生活を続けていると、症状が悪化する可能性があります。例えば、パソコン作業やスマートフォン操作など、手首や指に過剰な負担をかける動作を繰り返すことで、回復が遅れることがあります。
腱鞘炎は局所的な問題と思われがちですが、肩や肘、体幹部の筋肉バランスや姿勢も大きく関係しています。これらを無視した治療では、症状改善が難しい場合があります。
腱鞘炎は身体的な負担だけでなく、心理的ストレスとも関連しています。精神的な緊張や不安が筋肉の緊張を高め、腱鞘炎の悪化につながることがあります。
自己流で手首を固定したり無理に動かしたりすることで、かえって症状を悪化させるケースもあります。適切な休息と専門家による指導が欠かせません。
これらの問題点を解消し、根本原因に基づいた施術と生活習慣の改善を行うことで、腱鞘炎の改善につながる可能性が高まります。
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腱鞘炎についてよくある質問
1. 無理に動かすこと:痛みがある状態で無理に手や指を使うと、炎症が悪化する可能性があります。 • 急性期(炎症が強い場合):腫れや熱感がある場合は冷やすのが基本です。冷却することで炎症を抑え、痛みを軽減します。 ストレッチは軽度の腱鞘炎には有効ですが、痛みが強い場合や炎症がある場合は避けましょう。特に手首や指の過伸展は悪化につながる可能性があるため、専門家の指導のもとで行うことをおすすめします。 • 軽度の場合:適度な動きは血流改善につながり、回復を促進することがあります。ただし、痛みが出ない範囲で行うことが重要です。 サポーターやテーピングは、手首や指への負担を軽減し、痛みの緩和に役立ちます。ただし、長時間使用すると筋力低下につながる可能性があるため、適切なタイミングで外すことも重要です。 初期段階では整体や鍼治療などの施術で症状の改善が期待できます。また、生活習慣の見直し(パソコン作業時の姿勢改善など) やセルフケアも有効です。ただし、症状が進行し、重度の場合には手術が必要となるケースもあります。 • 動かして良い場合:軽い張り感や違和感程度の場合には、適度に動かして血流を促すことが効果的です。 1. 合谷(ごうこく):手の甲側、親指と人差し指の間にあるツボで、手首や指の痛みに効果的です。
2. 自己判断で固定しすぎること:適切な固定を行わないと、血流が悪化し回復を遅らせる場合があります。
3. 痛み止めだけでごまかすこと:根本原因を放置すると慢性化する恐れがあります。
• 慢性期(慢性的な痛みや違和感):血流不足や筋肉の緊張が原因の場合は温めることで回復を促進します。温熱療法で筋肉と腱を柔らかく保つことが効果的です。
• 重度の場合:安静にすることで腱への負担を減らし、炎症の悪化を防ぐ必要があります。無理な使用は避けましょう。
• 動かしてはいけない場合:激しい痛みや腫れ、熱感がある場合は安静が必要です。また、動かすことで痛みが増す場合には無理に使わないようにしましょう。
2. 内関(ないかん):手首内側にあり、腱鞘炎による手首の痛みを緩和します。
3. 曲池(きょくち):肘関節付近に位置するツボで、腕全体の血流改善にも役立ちます。